立教大学体育会水泳部

現役の皆さん 先の不透明な中、どのような日々を過ごしていますか？

若い学生の皆さんにとって自宅待機で体を動かさないことは、ストレスになると思いますが、過去に経験したことのない現状をマイナス捉えず、多くの時間を与えられたと捉え未来を見据えた時間を過ごしてください。

私も「立教の学生を強くしたい」と、この仕事を引き受けた時の気持ちを忘れず皆んなとの再会を楽しみにしています。
実家で過ごす学生や合宿所に留まり生活する学生など、環境はそれぞれ異なっていると思いますが、水泳部の皆さんにお願いしたいことがあります。

一つ目は、、、

何のために自粛要請が出ているのか、各自よく考えて行動して下さい。
何回か話しましたがやって良いこと、やってはいけないこと、そしてやらなくてはいけないことを考えて行動するようにしてください。コロナ感染予防をしっかりしてください。「移さない・移されない」

二つ目は、、、

アスリートとして規則正しい生活を送ってください。特に食事は三食をバランス良く摂ってください。
食事制限をしたダイエットは厳禁です。「良く食べよく動く」を実践してください。

三つ目は、、、

自主トレをしていると思いますが、筋トレはバランス良く行い、偏った筋トレをしないように注意してください。
体幹トレーニングも正しい姿勢で行ってください。悪い姿勢は故障の原因やバランスを悪くする原因になります。
ストレッチを十分行い柔軟性を求め、持久力を失わないような運動をしてください。
＊縄跳推奨。やりすぎて膝や腰に負担をかけすぎないこと。

泳げる環境にある学生は、動画撮影が可能であれば撮影しメールに添付し送ってください。
泳げる環境にない人は、お風呂を使いスカーリングや腰掛キックなどができるはずです。
水の感覚を失なわないよう実践してみてください。

そして最後に一番お願いしたいことです。

某スイミングの高校生女子の選手が自粛期間中に外出し、自転車で転倒し意識が無くなり、CT検査も出来ずに今も重篤な状態です。皆んなはまだまだ若くこれからの人生は、自粛期間中より何十倍もあるはずです。若いのでじっとして自宅待機も辛いでしょうが、ジョキングやサイクリング等で外出する時は、スマホなどに気を取られて事故にあわなよう十分注意して行動してください。

立教大学体育会水泳部 特別強化コーチ　蟹和 正昭