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2023.12.12
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水泳部3年、上原が立教スポーツ250号に掲載される

水泳部3年上原みなみが、立教スポーツ第250号に掲載されました。

10月21日~22日に東京アクアティクスセンターにて開催された「第65回日本選手権(25m)水泳競技大会」にて、上原(3年)が、女子100mバタフライで、58秒92でB決勝5位という好成績を収めました。

予選では、自己ベスト記録と立教新記録を更新いたしました。(広報・SNS担当:2年谷口)



【立教スポーツ、250号より】

12年ぶりに立大新記録を塗り替えた上原。自己ベスト更新を果たすも、目標達成とはならなかった。「もっと上に行けた」。目指したタイムは58秒5。その表情に悔しさをにじませていた。

コンディションが上がらないまま臨んだ今大会。夏から自分の泳ぎができず、苦悩の日々を送っていた。プレッシャーがかかる中、コーチの言葉が上原の闘志に火をともす。「焦るのは競技と本気で向き合っているから。自信を持ってやれることをやろう」。激励を受け注力したのは、自らの試合映像の見直し。分析の末、自信の武器である体格を生かしたダイナミックな泳ぎを再確認する。苦しい中でも、意識の変化が彼女に本来の姿を取り戻させた。

迎えたレース当日。周囲の期待を背負い、スタート台に立った。一斉に飛び込む選手たち。力強い泳ぎで前に出ると序盤から大きくリードする。苦手とする後半も粘りを見せフィニッシュ。電光掲示板には、自信のベストタイムが映る。結果は見事B決勝出場。競技に対するひたむきな姿勢が実った瞬間だった。

大学集大成となる来季。インカレでの表彰台と記録更新を目標に掲げた。「お世話になった人にメダルをかけてあげたい」。
監督やコーチに支えられた3年間。彼らへの感謝を胸に、さらなる成長と活躍を誓う。(立教スポーツ編集部:佐藤稜真)


<立教スポーツ250号記事↓↓>

立教スポーツ第250号.pdf